NHK Eテレ「櫻井翔の"いま そこにいる人々"<命の現場>」

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国民的人気アイドル「嵐」のメンバー・櫻井翔を迎え、人々に「新しいものごとの見方」を紹介し、人間が生きていくうえでの様々な「気づき」を体験してもらうのがこの番組。テーマは「医療」。この夏公開される、長野県・松本を舞台にした映画「神様のカルテ」で、主人公の青年医師を演じたことがきっかけとなり、地域医療の現状や、命の尊厳などをはじめ、医療に深い関心を持つことになった櫻井翔が、独自のスタンスで患者と向き合う医師たちを訪問。彼らの活動に密着し、その治療法や考え方に触れる。

今回訪れたのは、広島と北海道。広島では、通院困難者、とりわけ「最期は自分の家で」と望む高齢者や家族のために、24時間365日体制で「訪問のみの診療」という地域医療を実践している医師に密着。櫻井翔が、その医療活動に同行する。医師の家族、スタッフ、そして治療を受ける患者ともふれあい、その医療の真意を多角的に紹介する。また、北海道では、外科や内科といったジャンルにとらわれず、オールマイティーな治療を実践する「家庭医」を標榜する医師に密着。患者の「病気治療」だけでなく、地域住民全体の「生活全般」もケアするという、医師の域をこえた活動をする姿を紹介する。

櫻井翔が、実際に、見、聞き、体験することから、「世の中には、こんなこともあるんだ」という「気づき」を伝えるこの番組。日本人が、その未来を、真剣に考え直さなければならない今こそ、私たちがこれまで考えてこなかったことに目を向けるきっかけとしていただきたい。

 

<櫻井翔さんコメント>
北海道、広島で医療の現場を取材してきました。
映画"神様のカルテ"で医師役を演じさせて頂いたことで感じた、医師の"苦悩"や"葛藤"。
その経験から、命と向き合う医師たちの"生の声"を聞いてみたいと思いました。
今回取材させて頂いたお二方の医師は"こんなお医者さんが身近にいてくれたら"と思わされる方々です。
この番組を通して地域での、また、都市部での、様々な医療の形を知って頂くきっかけとなったらと思います。