日本テレビ「NEWS ZERO」

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イチメン 2010年2月22日 冬季五輪

 後半戦に入りますます盛り上がっている
 バンクーバー・オリンピックですが、
 そもそも冬季オリンピックは
 いつから行われているのでしょうか。

 192年、フランスのシャモニー・モンブランで
 行われた、初めての冬季オリンピック。
 
 このときカーリングが初めて、
 試験的に行われました。

 この大会では他にも
 スキー、スケート、アイスホッケー、ボブスレー
 など合わせて6競技、16種目が競われました。

 参加したのは16カ国。
 ちなみに日本は、前の年に起きた
 関東大震災の影響で不参加。
 第2回大会から参加します。

 では、これまでの日本人選手の活躍を見てみましょう。

 こちらは、日本が獲得したメダルの一覧です。

 日本人初のメダルは、
 1956年のイタリア
 コルチナ・ダンペッツォ大会。

 アルペンスキー男子回転で
 猪谷千春選手が銀メダルを
 獲得しました。

 さらにアジアで初めての大会となった
 1972年の札幌大会。

 スキージャンプ70メートル級で笠谷、金野、青地の3選手が
 金・銀・銅メダルを独占する快挙を成し遂げました。
 
 以後、日本のジャンプ陣は
 「日の丸飛行隊」と
 呼ばれ、世界に注目されました。

 そして1998年の長野大会で、
 日本は、過去最多となる
 10個のメダルを獲得しました。

 数々の日本人選手が歴史に
 名を刻んだ冬季オリンピック。
 今回のバンクーバーでは、
 スピードスケート男子500メートルで
 長島圭一郎選手が銀メダル
 加藤条治選手が銅メダルを獲得。

 さらに、フィギュアスケート男子では
 高橋大輔選手が銅メダルを獲得しています。

 そんな中、今大会では、
 あることが指摘されています。
 それは「コースの難しさ」です。

 1000分の1秒を競い合う、
 リュージュ。速度は
 時速10キロにも達します。

 今回、そのリュージュの公式練習中に
 死者を出す事故が発生しました。
 事故原因は調査中とのことですが、
 高速化されたコースの難易度が
 高すぎたという指摘もあります。
 
 アルペンスキー女子滑降で
 人中6人の選手が転倒。
 こちらもコースが
 難しすぎるのではという指摘もありました。