日本テレビ「NEWS ZERO」

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4月23日イチメン フランス大統領選挙「決選投票」って?

現在、5年に1度のフランス大統領選挙が行われています。

今回は12人が立候補して4月22日に1回目の投票が行われました。
そして、5月6日の「決選投票」に進んだのは
サルコジ候補とロワイヤル候補の2人です。

どちらかが、大統領の座を手にするというわけですが...
この「決選投票」っていうシステム、ユニークですよね。

一体どんな仕組みなのか調べてみました。

 

実は、もし1回目の投票でいずれかの候補が「過半数」をとれば
その候補がそのまま「大統領に当選」となります。

また、今回のように1回目で誰も過半数に届かない場合は
上位2人だけが決選投票に進出します。

決選投票には2人しかいないので
有効投票の「過半数」に支持された候補が大統領に当選します。

要するに、1回目でも2回目(決選投票)でも
「過半数」の支持を受けた人しか
大統領になれないというシステムなのです。

 

フランスはこの「過半数」をとても大切にする国で、
大統領選だけでなく国の選挙から地方の選挙、
はたまた労働組合の委員を決める選挙や
なんと!小学校や中学校で「学級委員を決める選挙」まで、
選挙という選挙はほとんどが
この【2回投票制】で行われているんだそうです。

 

そして、フランスの選挙には他にも面白い特徴があって
選挙に立候補する時の「職業補償」もその1つです。

例えば、サラリーマンなど一般の企業に勤める人や
公務員が立候補した場合、
選挙期間中の「休暇」が「法律」で補償されています。

また、もし当選した場合、「休職」という扱いで
任期が終われば元の職場に戻れるということもまた
「法律」でしっかりと認められていることなんです。
つまり、フランスでは仕事を辞めなくても
選挙にチャレンジできるということ。

日本で立候補の経験がある村尾さんは
「日本では現在の仕事を辞めて
無職になるリスクを背負いながら、
人生をかけて選挙に立候補する人が多い。
誰でもが選挙に参加できる仕組みを整えることは
非常に重要なことです」
とコメントしていました。

調べてみると日本でも最近、就業規則で
「立候補のための休暇・休職」を
認めている会社もあるようです。
とはいえ、理解のある会社は
まだまだ少ないのも現実なので、
法律で「休暇・休職」を認めているフランスの選挙制度を
見習うところもあるかもしれません。

以上、イチメンでした。

 

 

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