日本テレビ「NEWS ZERO」

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2月19日イチメン 平均株価は"225"

今回のイチメン!は経済の話をわかりやすく解きたいと思い、こんなテーマでした。

これは今回のイチメン!当日の「日経平均株価」です。
終値は1万7940円と1万8000円目前まで回復。
現在、平均株価は6年9か月ぶりの高値を更新し続けています!


でもこの「平均株価」。
よくニュースで聞くんですけど一体どういうものなんでしょうか?
調べてみました。

平均株価は景気と共に上がったり下がったりする
「景気のバロメーター」と言われています。

実際、日経平均株価はバブル景気が最高潮だった1989年に
史上最高値の3万8000円台を記録したあと
その後のバブル崩壊で小泉政権時代の2003年には
7600円台まで落ち込みました。
なので、現在1万8000円台目前ということは
日本の景気がだいぶ回復してきたと見ることもできるんですね。

 

ところで現在、東証=東京証券取引所の1部には
1740もの会社が株式を公開しています。
でもこの中で日経平均株価の対象になっているのは...
なんと、「225」社だけなんです!

 

日本で現在の平均株価が算出され始めたのは1949年。
上場企業がまだ500ほどしかなかった当時に
東証の選んだ225社が平均株価の基準として定着していったそうです。
ちなみに、1949年の平均株価は...わずか100円台でした!

 

そして、1970年に日本経済新聞社が平均株価を引き継いでからも
企業の入れ替わりはありますが、
数字を比べやすいようにこの225社を保っています。

では、現在の225社は一体どんな顔ぶれかというと、
一言で言えば、みな「業界を代表する企業」ばかりです。

よく「主要銘柄の平均株価」と言うように
ここで選ばれる225社は「市場を代表する企業」であることが大切なんだそうです。

選ばれるポイントで1番大切なのは
その会社の株が「活発に売買されていること」
さらに、業界の偏りが出ないように
「運輸」「金融」など大きく6つに分けて企業をバランスよく配分しています。

こうやって、市場を代表する企業を決めているんですね。

きょうは、平均株価に注目しました。
以上、イチメンでした。