世界では1日に何千枚もの報道写真が
配信されています。
1枚の写真から、ニュースの素朴な疑問を若い世代の人や
ニュースに詳しくない人にもわかりやすく伝えていきたいと思っています。
題して「イチメン」。
今週は高市早苗さんの名刺を選んでみました。
高市早苗さんの名刺なんですが、肩書がたくさんありますね
役職は
「沖縄・北方」
「科学技術」
「イノベーション」
「少子化」
「男女共同参画」
「食品安全」
なんと6つもお仕事があります!
でも、6つもあるんだったらそれぞれを6人でやればいいんじゃないかって、
普通は思いますよね?
そこで、調べてみました。すると、そうはいかない理由があったんです。
実は内閣法という法律で
「大臣の数は最大18人(国務大臣17人+総理大臣)」と決まっているんです。
少しでも省庁をスリムにしようということで「18」に決められているんです。
今回の安倍内閣も総理を含めて大臣は「18人」。
でも、そのポストの数はというと...なんと「33」個もあるんです。
だから、高市さんみたいに6つもの大臣職を兼任する人が出てくるんですね。
ところで、高市さんの6つのポストの中で目新しいのは「イノベーション担当大臣」。
医薬・工学・情報などの分野で「技術革新」を進めるために今回初めて設けられたポストです
ちなみに、小泉前総理は「個人情報保護大臣」
森内閣では「愛知万博」のために「国際博覧会担当」なんていう大臣もありました。
これを見るとその時の内閣がどんなことに重点を置いていたか、よくわかります。
今日は大臣のイスが「18」と決められていることに注目しました。