【オリコン年間】嵐、原動力は飽くなき探究心 男性最多3度目の総売上1位

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人気グループ・嵐が15日、都内で行われた『第46回オリコン年間ランキング2013』の表彰式に出席し、音楽ソフト年間総売上額1位のアーティストに贈られる「アーティスト別トータルセールス」を受賞した。男性最多となる3度目の年間1位に輝いたのをはじめ、最多6冠を獲得したメンバーが口々に語ったのは、「いい音楽」「新しいパフォーマンス」といった飽くなき音楽への探究心だった。

メンバーが今年1年のグループを表す漢字一文字を「新」に決めたように、デビュー14年にしてなお、新たな挑戦続きだった嵐。とりわけアルバムセールス部門で年間1位に輝いた『LOVE』(10月発売、年間売上79.7万枚)では、収録曲「P・A・R・A・D・O・X」の振り付けを米歌姫ビヨンセやブリトニー・スピアーズらを手がけた振付師に学ぶため、5人で渡米するこだわりよう。松本潤(30)は「14周年のタイミングで、振り付けをするために5人でニューヨークに行けたことはすごく大きかった」とその意義の大きさを強調する。

同作のツアーでも、メンバーの音楽に対する真摯な姿勢が活かされている。デビュー直後の2000年以来となる360度ステージで敢行中のドームツアーについて櫻井翔(31)は「ショーアップされたコンサートだと言われます。ライブというよりショーに近い。松本、大野は今年、ニューヨークとパリに行っていますので、そこで受けた刺激をコンサートに還元しているのでは」と説明。演出も担う松本は大きくうなずき「還元してます。エッセンスが出ていると思います」と自信をにじませた。