俳優・櫻井翔の人気の秘訣は「決め顔」にアリ!?

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今年はテレビドラマ「家族ゲーム」『映画 謎解きはディナーのあとで』と立て続けにヒットを飛ばし、人気の根強さ、そして演技の幅広さを見せつけた櫻井。前者では破天荒な家庭教師、後者では冷静沈着な執事という一見、対照的なキャラクターを印象づけたのは彼の完璧な決めゼリフと決め顔だった。

周囲に「いいねぇ~」と上から目線でほほ笑み掛ける家庭教師の吉本と「失礼ながら…、お嬢様の目は節穴でございますか?」と低姿勢ながら自信満々で問い掛ける執事の影山。その余裕しゃくしゃくの顔つきは、バラエティーや情報番組では決して見せることのない、俳優・櫻井独特の持ち味である。CMでは違ったタイプの爽やかな決め顔を使い分けている櫻井。過去には『ヤッターマン』という決めゼリフ、決め顔、決めポーズと三つそろった代表作もある。

スペシャル・ドラマ「船上探偵・影山」(『映画 謎解きはディナーのあとで』ブルーレイ&DVDプレミアム・エディションの特典映像)で共演した中村獅童は「決め顔がやっぱりただものじゃない!」とその質の高さを保証している。決め顔ならぬ見えを切るのが本業の歌舞伎俳優・中村に認められるとは、もはや芸術の域といえるのではないか。