森光子さん本葬しめやかに 黒柳徹子、近藤真彦ら弔辞

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先月10日に肺炎による心不全のため亡くなった森光子さん(享年92)の本葬が7日、東京・青山葬儀所で営まれた。先月14日に密葬が行われたが、この日は森さんと親交のあった多くの方々とのお別れの場として設定。早朝から石田純一や嵐、笑福亭鶴瓶、工藤静香、今井翼、石井ふく子、井上芳雄、坂東三津五郎、Hey! Say! JUMPの山田涼介、有岡大貴、みのもんたらが参列し、故人を偲んだ。

会場外の廊下には 昭和30年代に楽屋で撮影された写真や2009年の放浪記2000回達成記念時の写真など森さんを振り返る11枚のパネルが展示。黙とうの後には森さんを偲ぶ17分間の映像が流され、王貞治や友人代表の黒柳徹子、親交の深かったジャニーズ事務所を代表して近藤真彦など6人による弔辞のほか、浅丘ルリ子が弔電拝読する。

森さんの感謝と愛の気持ちを託した祭壇は、花言葉が"感謝"のダリア、フリージア、カスミソウと、"愛"の赤いバラ、胡蝶蘭、チューリップでデザイン。遺影は2006年1月30日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の収録時のスナップ写真で、黒柳とのトーク中に見せた優しい微笑みが映しだされている。両脇には2005年の文化勲章親授与式、2009年の国民栄誉賞授与式での着物が飾られた。

戒名は「惠光院放譽花雪逗留大姉(けいこういん ほうよ かせつ とうりゅう だいし)」。森さんの花雪(かせつ)の時節を通して培われた燈火から放たれる恵みの光が、これからも多くの人の心に留まり続けるものであるという意味が込められている。