大野智主演「鍵のかかった部屋」 最終回17・5%、平均は今期最高

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/06/26/kiji/K20120626003547520.html

「嵐」の大野智(31)主演のフジテレビ系"月9"ドラマ「鍵のかかった部屋」(月曜後9・00)の最終回が25日に放送され、平均視聴率が17・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、分かった。最終回は30分拡大版で放送された。

初回で18・3%と好スタートを切り、その後も15%を割り込んだのは2回だけと今クールのドラマの中では抜群の安定感。全話平均も16・0%(平均は加重平均の数値)となり、今クールの連続ドラマの中で最高を記録した。前クール「ラッキーセブン」(松本潤主演)の最高16・9%、全話平均15・6%も上回った。最高はTBSの「ATARU」(中居正広主演、日曜後9・00)の初回19・9%には及ばなかった。

作家・貴志祐介氏の同名小説のドラマ化で、大野演じる防犯マニアの警備会社職員・榎本径が難解な密室事件のトリックを1話完結で解いていくミステリー。大野にとってはフジテレビの連続ドラマ初出演で、月9初主演となる。榎本に事件を依頼し、事件解決を図る弁護士を戸田恵梨香(23)、佐藤浩市(51)が演じた。

最終回は、榎本(大野)が介護サービス会社社長・穎原(佐々木勝彦・57)の殺害容疑で警察に連行されてしまった。純子(戸田)と芹沢(佐藤)が事件の検証を行い、榎本が本当に犯人なのではと疑った時、榎本が釈放されたとの連絡が入る。専務の久永(中丸新将・63)が自分が殺したかもと自供したというのだ。しかし、純子は久永が睡眠障害で穎原を殺したとは考えられない。榎本は警察に榎本と穎原の過去を密告する電話した人間こそが犯人だと確信。それが可能な人物が誰かを考えた榎本は、事件の第一発見者で、窓拭きのスタッフ・佐藤学(玉木宏・32)を会うことに...という展開だった。