嵐先生再び 4万5000人の生徒とワクワク授業

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嵐先生再び 4万5000人の生徒とワクワク授業

アイドルグループ嵐が17日、東京ドームを学校に見立てた「嵐のワクワク学校~毎日がもっと輝く5つの授業~」を開催した。メンバー5人がそれぞれ先生役となって30分の授業を行い、残る4人と観客4万5000人が生徒になった。

テーマは「日々是気付」。松本潤(28)は「ソモソモの授業」として、命の誕生に密着。助産院で出産に立ち会った映像を公開し、「お母さんは12時間も陣痛に耐え続けた。想像以上に大変なことでした。誕生は本当に奇跡の連続なんです」と力説。「家に帰ったら自分のソモソモについて、家族に聞いてみてください。もっと自分のことを大切にしようと思えるはずです。もっと優しくなれるんじゃないでしょうか」と訴えた。

相葉雅紀(29)は食事をおいしくいただくための「バクバクの授業」で自らすしを握ってメンバーに振る舞い、「おいしいって言ってもらう喜びがわかった。みんな大好きだよ」と興奮しながら"告白"。「みんな、ごはんを作ってくれるお母さんにおいしい、ありがとうって言ってね」とファンにも呼びかけた。

櫻井翔(30)は水が貴重な資源であることを伝える「ゴクゴク-」。大野智(31)は笑いが持つ力を知る「ゲラゲラ-」、二宮は先入観で縛られた頭を柔らかくする「カチカチ-」というテーマで講義を行った。この日が29歳の誕生日の二宮にケーキが贈られ、4人と4万5000人がバースデーソングを合唱して祝福する場面も。ドラマ撮影のため金髪にしている二宮は「毎日楽しく生きてます。30、40、50になってもときどき金髪にしてみようと思います」と宣言した。

◆宮城、福島でも開催へ
「ワクワク学校」は昨年6月、全国ツアーを予定していた同所で、震災後の電力事情を考慮してコンサートをやめ、震災を契機に気づいたことを伝えようと企画。好評に応え2年連続となった。16、17日に東京ドーム、7月14-16日に京セラドーム大阪で計28万3000人を動員する。6月24日には宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで県民8000人を無料招待。時期未定だが福島県内でも開催する。