嵐・櫻井&北川景子、スクリーンで名コンビ再び

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嵐・櫻井&北川景子、スクリーンで名コンビ再び

嵐の櫻井翔(30)が主演し、女優の北川景子(25)がヒロインを務めて人気を集めたフジテレビ系連続ドラマ「謎解きはディナーのあとで」の映画化が決まり、来年公開されることが3日、分かった。毒舌執事&令嬢刑事による謎解きはそのままに、今回は7万6800トンを誇るアジア最大の豪華客船上で海外ロケを敢行。ゲストも宮沢りえ(39)や中村雅俊(61)ら超豪華版だ。

「お嬢様の目は節穴でございますか?」と言い放つ毒舌の影山執事と、超がつくお嬢様刑事・宝生麗子の"迷"コンビが銀幕で帰ってくる。

この2人に、椎名桔平(47)扮する麗子の上司・風祭刑事を含めたユーモラスなやり取りも人気を集め、昨年10月期の連ドラは平均15・9%の高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

今年3月にはスペシャルドラマが放送。トントン拍子の映画化決定に、櫻井は「1つの役を長く何度も演じられる機会は多くはないので、とてもうれしい」と喜ぶ。

映画版は、お嬢様の麗子らしく、宝生家が所有する超豪華客船プリンセスレイコ号に影山を伴って乗り込み、シンガポールへバカンスに。その船上で殺人事件が起き、巻き込まれてしまう-というストーリー。撮影は、総重量7万6800トンを誇るアジア最大の「スーパースター・ヴァーゴ」号で行われる。

シンガポールを拠点にリゾート地を巡るクルーズに利用され、広さは東京ドームの約1・5倍。乗客定員1870人に乗組員は約1200人。客室は約930室、レストランは9つあり、カジノや映画館、スポーツジム、図書室などあらゆる施設が充実している夢の空間。日本映画の撮影に使われるのは初めてだ。

セット撮影もあるが、製作側によると「船上シーンが作品の8~9割を占める」といい、今月末から7月にかけて3泊4日のクルーズに2回乗り込み、撮影を敢行。加えてシンガポール内での撮影も行う予定だ。

櫻井は「ずっと行きたいと思っていたシンガポールでの撮影、そして豪華客船での撮影と、仕事とはいえ胸を躍らせています(笑)」と大興奮。北川も「もともとの良さは活かしつつ、映画として新しい風が吹き込まれる気がします」と期待を膨らませる。

スケールアップされた舞台で、執事の影山とお嬢様刑事・麗子がコミカルに、そしてダイナミックに難事件を解決する!

★椎名「風祭刑事」も登場

ゲストの配役も豪華だ。乗客では、福引で乗船チケットを手に入れた下町の珍客として宮沢りえが決定。乗組員側では客室支配人に中村雅俊、船長に鹿賀丈史、ステージシンガーに桜庭ななみと、ベテランから若手まで勢ぞろい。船内での連続殺人事件にそれぞれが巻き込まれ、疑いもかけられる。