東野圭吾「流星の絆」二宮和也でドラマ化

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直木賞作家東野圭吾氏の新作ミステリー「流星の絆」がTBS系で連ドラ化(10月スタート、金曜午後10時)されることが22日、分かった。同作は今年発売で、37万部を突破した上半期売り上げNO・1小説。嵐の二宮和也(25)が主演し、人気脚本家の宮藤官九郎氏(38)が脚本を担当する。

「木更津キャッツアイ」など青春ものやコメディー作品を得意とする宮藤氏はミステリー初挑戦。TBS磯山晶プロデューサーは「東野さんの世界観を壊さないようにしながら、宮藤さん得意の爽快(そうかい)感が伝わるようにしたい」と期待を寄せる。

一方、宮藤氏も「自分では絶対に描かない本格ミステリー」と起用に驚きを隠さないが「新鮮な世界、なおかつこんなこと言ったら失礼ですが、いじりがいがあるお話でワクワクしています」と張り切っている。

作品は両親を惨殺された3人兄妹のきずなと愛情を描く。ミステリーに加え、3人の青春ドラマや血のつながらない妹と兄2人の切ないラブストーリーの要素も加わるという。

主演の二宮は頭脳明晰(めいせき)な長男役。「気負わず、親身に兄弟のきずなというものをつくり、皆さんの理性ではなく本能をえぐるような作品になるように努めます」。二宮の弟はNEWS錦戸亮(23)。フジテレビ系連ドラ「ラスト・フレンズ」の"DV男"が評判を呼んだが、今回は社交的で流行に敏感な次男役で「経験豊富なやさしいアニキを頼りながら、次男坊をしっかり演じたい」。兄2人と血がつながらない妹役を戸田恵梨香(19)が演じる。ほか三浦友和が出演。