「読売新聞 4/8朝刊」発売

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/interview/20120407-OYT8T00504.htm

よみほっと日曜版 相葉雅紀さん(三毛猫ホームズの推理)

「片山ワールド」作れたら

 何度も映像化されてきた人気ミステリー。主演での連続ドラマ化が決まり、小学生の頃に親しんだ小説を再び手に取って読みふけった。

 「役作りのつもりだったんですけどね。途中から娯楽になっちゃいましたね」

 演じるのは、血を見ると貧血、高所恐怖症で女性も苦手な刑事・片山。コミカルな要素もあるが、「真剣なんですよね、片山君は。演じている僕もそう。笑わそうとか、一切考えていないですね」ときっぱり。「でも、ダメな部分を表現するのって意外と難しいですよね......」

 人を疑うよりは信じたいという片山の性格は、「僕と似ているのかなあ」。結果として犯人に感謝され、事件を解決してしまう、異色の刑事ドラマになるという。

 「愛されますよね。近くにいたら支えてあげたいなって思う。時々素っ頓狂なことを言ったりする片山ワールドを、みんなで作っていけたら」

 じっくりと考えて、ゆっくり話し始める。笑みを絶やさず、人柄の良さを感じさせる彼が、ドラマの片山刑事と重なって見えた。

 (文・田中誠)

  猫になったらどんなことをしてみたいですか。(埼玉県・みーちゃんさん)

 A 自由気ままな散歩がしてみたいですね。こたつで丸くなったりとかもいいですねえ。

  女性に作ってもらいたい料理は。(東京都・あきちゃむさん)

 A グラタンとかシチュー、カレー。心が温まるような料理がいいかもしれない。

  ドライブしたいところは。(島根県・相ババさん)

 A 旅行に行った先でバイクを借りて、楽しむのはいいかも。風を感じられるじゃないですか。北海道の一本道なんていいですね。

  元気になれる食べ物は。(宮城県・工藤美八子さん)

 A 納豆にキムチ、シラスを入れて豆腐にかけて、それを食べながらちょこっと飲んでます。

三毛猫ホームズの推理(14日スタート 日本テレビ系 土曜後9・00)

 赤川次郎原作の名作ミステリーを連続ドラマ化。弱点だらけの刑事、片山義太郎(相葉雅紀)が、不思議な三毛猫との名コンビで事件を解決していく。出演はほかに、藤木直人、大倉忠義、石坂浩二。